ホームカラーはなぜ髪へのダメージが強いの？サロンカラーがおすすめの理由とは？

 

ヘアカラーは美容院でする以外に、自宅で手軽に行うこともできます。ドラッグストアなどにも市販のヘアカラー剤が売られており、泡カラーなど色々タイプの商品が登場しています。

しかし、使い方を間違ってしまうとホームカラーによって髪は明るくなりすぎたり、色ムラが出たり、縮れや髪の毛の傷みが悪化してしまうこともあります。

ここではホームカラーに髪の傷み、ダメージの原因と解決策をまとめてみましょう。

 

1、ホームカラーはなぜ髪を傷めてしまうの？

ホームカラーとサロンカラーでは使用するヘアカラー剤が異なります。一般的なヘアカラーはアクリル剤と呼ばれており、特にホームカラー剤は誰でも簡単に染められるように薬剤のパワーが強みに設定されています。

そのため、髪へのダメージも強くなってしまうのです。市販のヘアカラー剤は1剤と2剤に分かれていて、1剤には酸化染料、アルカリ剤、界面活性剤が含まれていて、2剤には過酸化水素が含まれています。

 

また人によっては市販のヘアカラー剤にアレルギー症状を引き起こしてしまう場合があります。ジアミンアレルギー、アルカリアレルギーなどの症状が多いでしょう。

 

 

2、ホームカラーでダメージを与えないように染める方法は？

ホームカラーリングで髪を傷めずにつやつやに染める方法はあるのでしょうか？まず大切なのは決められた染色時間よりも長く放置しないことです。放置時間が長くなればなるほど髪の傷みはひどくなります。

 

また染める前には、乾いた髪の毛先にオイルやトリートメントなどでコーティングしてあげるだけでもダメージを抑えることができますよ。髪全体にカラー剤をのせてしまうと色むらの原因にもなりますので、髪の根本を中心に染めていきます。

何度もカラーリングすると髪はどんどん傷んでしまうので、基本的には髪の根本を染めていくイメージで、毛先にはほとんどカラー剤を塗らないようにしたいところです。

 

 

 

3、ホームカラーよりもサロンカラーを選んだ方がよい理由

ホームカラーは自分がしたい時にぱっと染めることができ、価格もリーズナブルなので自分で髪の毛を染める人も多いでしょう。

しかし、髪の毛のダメージを考えるとサロンカラーがおすすめです。サロンカラーでは美容師がヘアカラーを行ってくれるのですから、理想の色味にむらなく染めてもらえます。

ダメージや髪質によって薬剤を変えられ、色持ちもよいでしょう。

値段は高くなってしまいますし、定期的に美容院に行かなければいけないので面倒に感じるかもしれませんが、それ以上に髪をいたわりながら美しく染めることができますよ。

 

まとめ

ホームカラーは自分のタイミングで安価に染めることができるので人気がありますが、髪へのダメージは大きく、色ムラもできやすいです。

また、次にサロンに行ったときに、カラーの施術が重い通りにできなくなってしまうリスクもあります。色持ちの点を考えても、ホームケアよりもサロンカラーの方がよいでしょう。